お風呂場のカビを落とす洗剤は数多くありますよね。
しかし、体が薬品に敏感だったり臭いがダメだったりしてそういう洗剤が使えない方もいます。
私も薬品に敏感で、塩素などは目が開けられなくなりますし吐き気がしてくるので使えません。防カビ剤も体が受け付けません。
とはいえ、放っておけばカビは生えてくるので困っていました。
仕方ないのでカビが生えると浴室の壁に熱湯をかけて、ブラシでゴシゴシこすっていました。
確かにこれってお金がかからず、体にも優しく意外と効果的なんですが、結構労力が必要なんですよね。
またカビが生えると同じ労力が必要になるのか・・と思うとげんなりしてしまいます。
そんな折見つけたのが、コジットというメーカーのバイオ お風呂のカビきれいというもの。
これ、地味なルックスに似合わず、驚くほど効き目あり!薬品が使われていないのにお風呂のカビ掃除からすっかり開放されてしまいました。
私のようにカビ掃除用洗剤の薬品や臭いがダメという方に知っていただきたいなと思い、お伝えさせていただきます。
バイオ お風呂のカビきれいってどんな特徴?
最初にカビは落としておく必要あり
バイオ お風呂のカビきれいは設置すれば何もしなくてもカビが落ちていくものではありません。
設置する前に浴室のカビを落としておく必要があります。
確かに、一瞬でカビを落としてくれる塩素系洗剤よりも手間はかかりますが、この努力が報われることになります。
人体に無害なバチルス菌(枯草菌)の力でカビを抑制
バイオ お風呂のカビきれいはバチルス菌というのが入っています。
枯草菌(こそうきん)とも言います。
なんだそれは?と思われるかもしれませんが、納豆菌なども枯草菌の一種。
自然界に普通に存在する土壌菌で、 人や動物に対して病原性がありません。 枯草菌は様々な種類があって様々な能力を持っています。
カビを抑制するタイプの枯草菌は
・抗菌性活性リポペプチド
・強力な界面活性を示す物質
を分泌します。
要するに、「バイオ お風呂のカビきれい」に入っている枯草菌は人体に無害でカビを抑制する効果を持つ物質を分泌してくれるわけです。
注意点としては、バイオ お風呂のカビきれいを使っている間は壁をゴシゴシ洗わないことですね。枯草菌が壁から剥がれてしまうので。
効果は6ヶ月続き、コスパが高い
枯草菌の生息期間なのか、交換の目安は6ヶ月となっています。
意外と長期間です。
ただ、最初の2週間が肝心で湿度が高すぎると効果が見えにくい場合があるので、その場合はある程度換気をする必要があります。
逆に換気しすぎたり、除湿機を置いている場合もバチルス菌が定着しないので注意です。
とはいえ、説明書どおりやれば大丈夫です。
特筆すべきは安さ。
バイオ お風呂のカビきれい本体が1000円もしません。
1年で2個使用するとしたら、年間約1500円のコスト。コスパはかなり高いです。
環境にも優しい
強烈な塩素を多用した場合、いくら下水処理を行うとは言え、環境に無害で済むわけではありません。
現に、生活排水から硝酸性窒素というのが大量に発生しています。
これは川・海を汚しますし、人体に入ると酸欠を引き起こしたり発がん性物質に変化します。
環境を汚すと巡り巡って人間に返ってきますからね。
カビが落ちればなんでもいいというのは、もはや時代遅れな考え方なのかもしれません。
その点、バイオお風呂のカビきれいは薬品を全く使わずカビを抑制するので環境も人も汚しません。
まとめ
薬品不使用で、しかもカビ掃除しなくて済むなんて、買う前はちょっと半信半疑でした。
でも思い切れた決め手は
・試してみてもいいかな・・という価格
・評価の高さ
この2つでした。
重労働から開放されて、しかも人にも環境にも優しいとは菌の力はすごいです。
もしあなたも薬品や臭いに敏感で、お風呂のカビ掃除が億劫ならば試してみるといいと思いますよ。
