近年、車中泊がブームですね。
休日朝の道の駅では必ずと言っていいほど車中泊をしている車がいます。
キャンピングカーも非常に売れていますし。
車中泊の魅力としては
・時間に縛られることなく自由に旅を楽しめるところ。
・宿代を浮かせられるところ。
・車がある程度の大きさなら誰にでもできる。
ことが挙げられます。
でも、いざ車中泊に行こうと思っても、最初に何を準備して良いかわからないですよね。
ということで初めての車中泊でもかなり快適に過ごすために必要な持ち物と、その理由をご紹介させていただきます。
初めての車中泊を快適にする10個のグッズ
目隠しのシェード
車中泊をするなら窓に目隠しを施すのは必須。
だって、目隠しがなければ車内で明かりでもつけようものなら外から丸見えですからね。
目隠しのシェードには、それぞれの車種にジャストフィットするものが売られています。
そういうものは見た目もカッコイイですし、取り付けも簡単です。
ただ、価格は高いです。
目隠しにそこまでお金をかけたくないなら100均に吸盤式のサンシェードがありますのでそれを使うのがいいですよ。
十分に目隠し効果はあります。
シェードのラインナップ
値段は高いのですが、アイズのマルチシェードはスタイリッシュでカッコイイのみならず、断熱効果が高いので暑さ寒さ対策にそのまま役立ちます。
エアーマット
エアーマットは少しくらいの凸凹もフラットにしてくれますし、柔らかいので飛躍的に寝心地をアップさせてくれます。
良く眠れるということは、すなわち車中泊の成功を意味していますからね。
また、エアーマットは寝心地を良くするだけでなく下からの冷気を遮断するという役目も果たしてくれますので必ず揃えておきたいアイテムの一つです。
車中泊に特化したものや、枕一体型といった便利なものもあります。
エアーマットで評価の高いもの
オンリースタイル車中泊専用マット
オンリースタイル 車中泊専用マット 自然に膨らみ シートの段差をしっかり解消【1枚】 (0094)
価格は高いですが、車中泊専門店とうたっているだけあって品質の高いエアーマットがオンリースタイル 車中泊専用マット
バルブをひねれば自然に膨らむので空気を吹き込む手間がいらないのが非常に楽です。
厚さも10センチあり、多少の凸凹もフラットにしてしまいます。
FIELDOOR 車中泊マット 5cm厚 Sサイズ
FIELDOOR 車中泊マット 5cm厚 Sサイズ ブラック 自動膨張マットレス 連結可能 高密度ウレタンフォーム 大型バルブ エアーマット インフレータブル キャンプ アウトドア
厚さが5センチとやや薄いですが、オンリースタイルのエアーマットより1万円ほど安いので価格を抑えたい方には最適。
こちらもバルブをひねれば自動で空気が入るのでセッティングが非常に楽!
もともと寝床がかなりフラットならばこれで十分です。
RioRand 枕付き エアーマット
6センチの厚さで、見た目はそれほど寝心地が抜群な感じに見えませんが、これ実はベストセラー商品。
意外に寝心地が良好で、軽さも収納時のコンパクトさも優秀。しかも安い!
しかも枕一体型というのが嬉しいです。
意外とキャンプとか車中泊って枕を持っていかないがために寝れないということが多いですからね。
寝袋
普通の布団でも車中泊できるにはできますが、やはりかさばるので寝袋を選ぶのがベスト。
少しでも荷物のスペースを小さくしておきたい車中泊ではかさばるのは致命的ですからね。
寝袋はひとつあればいいというわけでなく、暑い時期用と寒い時期用に使い分けるのがいいです。
なぜなら、季節によって全く車内の気温が変わりますので。
特に外気温がマイナスになるようなところで薄い寝袋しか持っていないと冗談抜きで命、病気に関わりますのでかなり低い気温に対応した寝袋を選ぶことをおすすめします。
寝袋で評価の高いもの
暖かい時期に最適、Zenoplige 寝袋 シュラフ 封筒型 丸洗い スリーピングバッグ
Zenoplige 寝袋 シュラフ 封筒型 丸洗い スリーピングバッグ キャンプ アウトドア 旅行 登山 ハイキング 車中泊 防災 災害時 避難用 コンパクト 軽量 収納袋付き オールシーズン (ブルー)
快適使用温度は5~15度。
寝苦しくない封筒型寝袋です。
表面は摩擦に強いポリエステル素材で裏地は肌触りの良いT/C布を使用。
中は防寒性に優れた中空綿、キルト縫製を採用しているので片寄ることもありません。
通気性、吸水性に優れており、ファスナーを全開にすることでブランケットやマットにすることが可能。かなりユーザーの評価も高いです。
丸洗いできるのも嬉しいところ。
寒い時期に最適、Coleman コールマン大人用寝袋(マミー型)-18度まで対応
【Coleman コールマン】★大人用寝袋(マミー型) 緑 -18度まで対応★sleeping bag Mummy Style
少し高価ですが、確実に防寒できる能力を持つ寝袋。
適温レベル-18度まで
マミー型で、首からの冷気の侵入を防いでくれる構造となっています。
さすがに夏用よりも分厚いのでかさばります。
しかし、外気温-2℃で使用しても汗をかくほどだったという方もいるくらい、抜群の防寒能力を発揮してくれます。
ランタン
車中泊では窓に目隠しを施すので、明かりがないと真っ暗になります。
なのでランタンなどの明かりは必須です。
車内ということで、それほど広くはないのでかなり光量のあるものを選んでしまうと眩しすぎます。
ある程度柔らかい光がベストです。
ランタンで評価の高いもの
AUKEY USB充電式 LEDランタン LT-SCL01
ランタン アウトドア用ライト AUKEY ナイトライト ベッドサイドランプ LEDランタン 懐中電灯 USB充電式 マグネット 防災 キャンプ用品 3つ調光モード LT-SCL01
1800mAh充電式リチウムバッテリーが内蔵されているので、モバイルバッテリーにもなってくれるスグレモノ。
ただ、明かりとスマホ充電などをあまりに併用すると明かりが暗くなるので、純粋にランタンとして扱うのがベスト。
サイズも直径6.7cm、高さ4.5cm、重量も107gと非常にコンパクト。
100gって、大体デスクトップパソコンのマウスと同じ重さです。
吊り下げフックや裏側にマグネットもついているのでセッティング場所を選びません。
調光はhigh、low、SOSの3段階。highで8時間、lowで27時間点灯できます。
暖色なので柔らかい光です。
かなり安いですし、売れているランタンです。
GENTOS(ジェントス) LEDランタン EX-V777D
GENTOS(ジェントス) LEDランタン 【明るさ360ルーメン/実用点灯27時間】 EX-V777D 停電時用 明かり 防災
やや電池のフタが締めにくいのですが、単一電池3本という堅実でオーソドックスな作り。
価格も2000円代と安いのに2m落下耐久、耐塵・防滴仕様。タフなボディを持っています。
調光は2段階。High/27時間、Eco/78時間と長時間の使用が可能です。
ハンガーフックもついており、吊るすことも可能。
モバイルバッテリー
車中泊では貴重な情報源となるスマホ。
地図をみたり、天気を調べたり、現地情報を得るには必須です。
もしスマホの電池が尽きて、充電の見込みがないとほとんどの情報を失うことになります。
なのでスマホの電源が確保できるように、必ずモバイルバッテリーを持っていくといいです。
スマホの電源が切れると本当に困りますよ。。私も経験済みですが。
モバイルバッテリーで評価の高いもの
KEDRON モバイルバッテリー 大容量 24000mAh
KEDRON モバイルバッテリー 大容量 24000mAh 急速充電 LCD残量表示 ほとんどのスマホ/ゲーム機/カメラ/iPadに対応でき 地震/災害/旅行/出張/アウトドア活動などに大活躍
24000mahの大容量モバイルバッテリー。
大容量ゆえにややゴツイですが、たとえばiPhoneXなら6回フル充電することが可能。
しかもUSBポートが3つなので、同時に複数の機器に充電することもできます。
交換性が高く、99%機種に対応。
だから、スマホ充電しながら小型扇風機も回せるかもですね。
本体に電気の残量も表示されるので、扱いやすいです。
SURIA ソーラーチャージャー モバイルバッテリー 10000mAh
10000mAhの大容量と同時に4枚のソーラーパネルで充電できるのが特徴的。
もちろん、普通にUSBで本体に充電 することも可能。
ソーラーなので電源がとれない場所でもスマホを充電できるのが強みです。
iPhone7、6なら3回充電可能。
車中泊のみならず、災害時にかなり重宝してくれます。
耳栓
初めて行く場所も多い車中泊では、その場所が夜間、本当に静かなのか把握できません。
いきなり騒ぎ出す輩が現れたり、トラックが近くに止まってアイドリングを始めたり。。
そんな時は不快指数がMAXになります。
なので一応持っていったほうがいいのが耳栓です。
うるさくなった時に、「ああ、準備しておいて良かった!」と心から思いますよ。
耳栓で評価の高いもの
MOLDEX メテオ (モルデックス メテオ 8ペア)
低反発ウレタン素材を利用した柔らかい耳栓。
なので耳栓をしたまま寝ても邪魔になりませんし、自分の耳にフィットしてくれます。
とはいえ、徐々に柔らかさがなくなります。耳栓は消耗品という割り切りが必要ですね。
遮音性は耳栓の中でもトップクラス。
暑さ対策グッズ
夏の暑い時期の車中泊で必須アイテムなのが網戸です。ウインドーバグネットとも言います。
網戸がない状態で窓を開けていると車内にブンブン虫が入ってきてしまいます。
かといって、窓を締め切ると猛烈に暑いので寝れたものじゃありません。
夏に網戸をつけずに車中泊をすると地獄を見ます。
当然、夜間はエンジンを切るので車のエアコンは使えません。
エンジンつけっぱなしは一酸化炭素中毒の危険がありますし、近くに住宅がある場合、騒音が迷惑ですからね。
ただ、網戸をつけても、もし無風だと網戸の効果は半減してしまいます。
その場合は、電池やモバイルバッテリーなどで動く小さな扇風機があれば快適さがかなり増します。
車中泊の暑さ対策グッズで評価の高いもの
アイズ ウインドーバグネット
価格はやや高いですが、車種に対応した網戸がラインナップされています。
これははめ込むだけなので取り付けが非常に楽。
しかも網戸したまま窓の開閉ができるので、急な雨でもいちいち取り外す必要がありません。
【2018年最新改良版】 KEYNICE USB扇風機 首振り 充電クリップ式
【2018年最新改良版】 KEYNICE USB扇風機 首振り 充電クリップ式 卓上 静音 ミニ扇風機 usbファン 無段階風量調節 48時間連続使用 パワフル usb充電式 ブラック
クリップ式なので窓のそばに取り付けて作動すると外気を取り込み、車内が涼しくなります。
そして、リチウムイオン電池なのでフル充電で最小モード48時間、最大モードでも約5時間の連続使用ができます。
小さいですが意外にパワフル、しかも静音。
寒さ対策グッズ
寒い時期の車中泊で必須なのが防寒対策。
いいキャンピングカーなら断熱材を使っていますが、普通の車はそんなもの使われていません。
車って鉄の塊なので外気温が下がればそれに比例して車体もキンキンに冷えます。
当然、車中泊では一酸化炭素中毒で死ぬ危険があるのでエアコンは使えません。
特に窓から冷気が入り込むので、窓を覆うことは必須。
また、車体の下からも冷気が来ますので、エアマットなどを敷くと冷気を遮断してくれます。
自分自身も重ね着やホッカイロ、湯たんぽ、低い気温に対応した寝袋という対策が必要です。
やりすぎかな?と思うくらいの対策をしたほうがいいですよ。
車中泊の寒さ対策グッズで評価の高いもの
(サモルックス) Sumolux インナーシュラフ
(サモルックス) Sumolux インナーシュラフ 寝袋 フリース 毛布 ブランケット 大判 あったかい 多機能 膝掛け アウトドア 車中泊 洗える ファスナー付き 封筒型 ブルー
持って行った寝袋ではやはり寒かった・・・どうしよう!
そんな時に使えるのがインナーシュラフ。
シュラフの中に入れるシュラフということですね。
暖かさが倍増するので命拾いした気分になります。
はるオンパックス 貼るカイロ 30個入 【日本製/持続時間約14時間】
はるオンパックス 貼るカイロ 30個入 【日本製/持続時間約14時間】
最もシンプルかつ確実な防寒対策。
14時間暖かいので 安心です。
湯たんぽ Toyuugo 充電式 あったか 急速充電
湯たんぽ Toyuugo 充電式 あったか 急速充電 素早く温める コードレス くり返し使用OK エコ 便利 過熱防止 保護カバー付き
車中泊でお湯を用意するのは難しいので、湯たんぽは無理か?と思いきや、充電式湯たんぽというのがあります。
僅か15分ほどの充電で8時間暖かいので、運転中に膝に乗せておいたり、寝袋の中に入れておくといいです。
お湯を沸かす必要がないのがかなり魅力です。
タオル
車中泊でかなり重宝するのがタオル。
タオルがあれば何にでも使えますからね。
汚れを拭き取る、温泉で使える、フラットな寝床にするために段差を埋める・・・などなど。
なので1枚だけでなく、何枚か持っていくといいです。
暇つぶし道具
車中泊の夜って結構ヒマです。
テレビもないですし。
例えるなら、何もない部屋にいるようなものですからね。
スマホがあればいい、という人ならいいですが、心配ならタブレットで電子書籍を読むなど暇を潰せる道具を持っていくのがいいです。
まとめ
車中泊は、フラットに寝れるスペースを確保し、暑さ・寒さ対策をすればわりと簡単にできちゃいます。
もしやってみたいなら気負わずに、道具が揃ったらやってみるといいですよ。
ただ、道具がある、ないでは天地の差なので何も準備せずにいきなり車中泊をやるのは非常におすすめしません。
道具が揃った状態で一度車中泊をやってみれば、快適さを上げるために何が必要かわかりますので、どんどん快適に、楽しくなっていきます。