サラリーマンの方なら家族経営と聞いて、アットホームとか考えるかもしれません。
実際、そういうところもあるのかもしれません。
しかし!一般企業の場合より家族で仕事をするのは面倒が多いです。
なぜなら、家族の場合は遠慮がありませんから。
失敗しようものならうるさいほど責められます。
しかも、仕事とは関係ない部分・・人間性を攻撃してくることもあります。
一般企業ならパワハラという位置づけだよな。。と。
また、仕事と私用がごっちゃになるので余計な仕事が増えるんですよね。
そんな、親が経営者な私の立場から家族経営のストレスポイントを分析。
じゃあ実際どうすればいいのかを考察してみました。
親が経営者かつ、家族経営のストレスポイント
ビジョンが違うのに話が通じない
かつては、経営者の言うことに従おうと身体にムチを打って働いていました。
しかし、そんな無茶の繰り返しで体を壊して私のビジョンを持ったとき、ビジョンを共有しようと経営者に話をしました。
ここで苦痛なのが話が通じないところですね。
経営者であると同時に親ですから、こちらの意見など言わば子供の意見なわけです。
こういうところを変えたらどうだろうと話を持ち出しても、まるで見ている方向が違うために話がかみ合わない。
向こうは自分のことを正しいと思っているので、こちらの話に耳を傾けてもくれないわけです。
傾けてくれないどころか、徐々にヒートアップして喧嘩になる始末。
冷静に話もできないわけです。
リーダーシップという概念のズレ
リーダーとは、自らが動いてこそ下がついてくると思うわけです。
しかし、私達の場合はリーダーはすべて周りに任せようとするわけです。
確かに、リーダーは仕事を任せることは多々あります。人の成長を促すわけですからね。
でもこちらがすでに身体を壊すほど限界を迎えても、どしどし任せてきます。。
ここが家族の恐ろしいところ。
断ったなら「あんたは冷たい」「ひどい」と言われるわけです。
そして私達のリーダーは自分の若い頃の話を持ち出して「私の時は妊娠している時も休みなしで働いた」
「あんたたちは若いんだからもっと動けるでしょ」
などと話を始めるわけです。ゾッとします。
リーダーが無茶を振って、こちらが体を壊したことに気づいていない
ここがキツいところ。
リーダーはなぜ私が体を壊したのかをいまだに気づいていない。。
こちらが了承していない仕事まで急に任されて、誰も助けてくれないわけです。
これが他人ならばまだ気が楽なんです。
無茶を言うリーダーは、親でもあるので
精神的には拒絶したいのに、親を拒絶するのはひどいんじゃないか?という葛藤を覚えるわけです。
かつて試みたがダメだったこと
問題解決屋になろうとして大失敗
リーダーはどしどし問題をこちらに振り分けてくるわけです。
そこで、ある時期に問題解決屋になればいいのか?と思ってやってみました。
しかし、ひどい目にあってやめました。
身に余る問題なんて背負うもんじゃないです。潰れます。
人は変わらないから自分が変わろう・・失敗
よく言われることに、人は変えることはできないが自分は変えられるとあります。
もちろん、一理あると思います。
しかし、私の場合はいくら自分を変えようと頑張っても、結局リーダーが聞く耳を持ってくれない。
頑張れば、あれもこれも任される。
断れば冷たいと責められる。
このループから抜け出すに至りませんでした。
新しい答えを導き出すヒント
新しい人たちと関わってみる
家族経営というのはとかく、人間関係が狭くなりがち。
狭い人間関係だから狭い視野なんですよね。
そこで新しい場所に繰り出してみるのはいい刺激を受けるチャンスです。
実際、本当に助けを必要としていて動き出してみれば、案外手を差し伸べてくれる人はいるものです。
私としても、歯を食いしばって仕事をするんじゃなくて
喜びを感じつつ仕事がしたいと願っていました。
そんな思いを持って一歩を踏み出してみると、素晴らしい人たちと繋がることができました。
稼ぎ力を身に付ける
何も、ずっと一つの場所に身を寄せる必要はないわけです。
稼ぐ力を身に付けるならば、どこにでも行けますし
より選択肢を広げて人生を歩むことが可能となります。
そう、「家族経営のストレスを何とかする」という小さな問題じゃなくて、根本的にそこも解決しちゃうようなことが自分の稼ぎ力を上げること。
だって、お腹が空いている人に魚をあげただけなら、食べてしまえば終わりです。
でも魚の釣り方を教えてあげれば、ずっと自分で食料を得られるじゃないですか。
小さな問題解決じゃ根本的な問題解決にならないんです。
だからお金の稼ぎ方を学ぶわけです。
幸い、今の時代は個人で稼ぐ方法がいくらでもありますからね。
もちろん簡単ではありませんけど、堅実に学んで実践するなら稼ぐ知恵は得られます。
自分の好きな商品を紹介できるアフィリエイトなんて、始めるハードルも低いですし初心者には最適です。
いかに人の気持ちを考えるかが大事ですね。
まとめ
家族で仕事をするって、一人一人が成熟していないとなかなか大変です。
話もスレ違いますし、お互いを大切にできませんし。
できれば家族も大切にしつつ、仕事は情熱を持ってやりたいものです。
なので、家族で仕事をされている方は広い視野を持つために、色々な人と関わってみると非常に刺激になります。
また、自分でも稼ぐ力を身に付けることはいつの時代でも必須。
ストレスに打ちのめされる前に、自分の力で人生をコントロールする決意が必要です。
そして、ご自分の身体だけは大切に。