札幌と函館のほぼ真ん中に位置する黒松内町。
ここには日本でも珍しい水が湧き出ており、私もよく利用させてもらっています。
水彩の森という水が市販されていますが、その工場が黒松内にあります。
で、その工事の隣に水を汲める場所は存在します。
水汲み場の入口には看板もないので、初めて行ったときは見逃しそうになりました。
特に冬場は雪で道路から見えなくなるので注意が必要です。
蛇口が4本出たシンプルな水汲み場。
奥には水彩の森の工場が見えます。

蛇口はよく管理されており、キレイです。

週末や天気がいいときは大量に水を汲んでいる人もおり、混み合うこともあります。
ちなみに、水を汲める時間は決まっており、利用時間は6:00~18:00まで。
もちろん無料です。
黒松内の水の成分は、国内でも希少!
湧水ということで、黒松内の水にもミネラルが当然含まれているわけです。
特筆すべきは、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラル成分がいずれも高い濃度で含まれていること。
特にカルシウムとマグネシウム含有量は国内最大値!
それが体内に吸収されやすい形、イオン化されて含まれているという、まさに人間への自然からのプレゼント!
日本人はカルシウムが不足しがちですからね。
そして、黒松内の水は軟水が多い日本では珍しい硬度が高い水。
それでもWHOの基準では軟水に分類されるため中硬水と呼ばれています。
この、高いカルシウム濃度が滅菌作用をもたらし、10年間瓶の中で飲める状態を保っていた実話があります。
黒松内の水の味は?
黒松内の水を口に含むと、ふわっとした舌触りに驚きます。
喉へと移動させる時に気が付くのが水道水とは比べものにならないほどの軽さ!
あれ?飲み込んだはずなのに、口や喉でスッと吸収されてなくなっていく感じ。
飲みやすいので、ゴクゴクといけちゃいます。
水の鮮度を保つ容器とは?
当初、私は水の容器など、どれも一緒だと思っていました。
なので、家にあったポリタンクで水を汲んでいたわけです。
しかし、数日経過したタンク内の水は、なんとなく飲みたくなくなってきたんですよね。
舌触りが変わってしまった感じで。
だから、最初は黒松内の水って、何日か経ったら質が落ちるのかな?と思っていました。
しかし、この本との出会いで謎が解けました。

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水には容器の性質が移ること、プラスチックの溶剤が水に溶け出すことが書かれていました。
えー⁉︎そんなの全然知らなかった。。
そして、水の保存に最適な容器はガラス瓶であることが書かれています。
10年間飲める状態だったのは、黒松内の水とガラス瓶の組み合わせが良かったからなんですね。
そんなわけで、私は梅漬け用のガラス瓶を使用。やや重いですが8L入ります。

確かに、数日経過しても水を汲んだ時と変わらない味わい!
地味に衝撃的な体験でした。
梅漬け用の瓶は、時期じゃなくてもネットで手に入りますし、ホーマックなどでも1年中手に入ります。

東洋佐々木ガラス 果実酒瓶 8000ml 日本製 10号 I-71808-R-A-JAN
ちなみに、水の質を保つには陶器でもいいということなんですが、そんな巨大な陶器は見つからず。
私は陶器のコップ、というかビアジョッキを使用しております。

もともとはビールの泡がクリーミーになるということで購入。
確かに、ビールが美味くなります。
陶器は水道水のような、いわば力のなくなった水を復活させる力があります。
なぜなら、陶器は土であり、ミネラルが入っているから性質が水に移るわけです。
これがあれば湧水を切らしても、水道水でも良い水が飲めるので、重宝します。

まとめ
黒松内の水は非常に珍しいものなので、チャンスがあれば一度飲んでみるといいですよ。
その際は、ガラス瓶を用意しておくと水の鮮度を保つことができます。それこそ10年でも!
人間は水なしでは生きていけませんからね。
ぜひ、良い水をご自分の体にあげてくださいね!