安い炊飯器であっても、炊きたてはまぁまぁ美味しい。
しかし!
すぐに米粒はその弾力を失い、グシャっと潰れ・・・パサついていきますよね。。
それに伴い、味の劣化が早い早い。
終盤のお米は、食べたくもなくなるほどの有様。
「仕方がないさ、炊飯器が安いからだろう・・。」
私もそんな感じで、安い炊飯器ではさほど美味しく炊けないのは仕方がないことと思っていました。
しかも大分古いやつですし。
ところが!
同じ炊飯器とお米であっても、たった1つのことを変えたら劇的に美味しく炊けるようになったのです!
ここまで変わるんだ!と、ちょっと感動したのでこの記事を書いてみました。
お米を美味しくする一番大事なものは「水」
今までだって浄水器の水を使ってお米を研いで炊いていました。
塩素や不純物はカットされているので、決して悪い水ではなかったはず。
しかし、驚いたのが湧水のパワー。
あるとき、近所に湧水があると知り、飲む目的で湧水を汲んだわけです。

その水が美味しかったので、お米を研いで炊くのに使ってみたんですね。興味本位で。
そしたら・・・炊飯器の蓋を開けた時のお米の粒の艶や立ち具合が全然違ったのです。
何だか光り輝いてるぞ?と。
食べてみれば驚くほどふっくら!
まるで高級な炊飯器で炊いたような食感とまろやかな味にビビリました。
水道水と湧水ってこんなにも違うもんなの?と衝撃を受けました。
しかも!
湧水で炊くと時間が経っても、ふっくら感をずっとキープし続けてくれるという驚き!
おいおい、もう浄水器に戻れないよ!
湧水って、意外とそこらじゅうにある
湧水なんてどこにあるんだよ。。と思われるかもしれません。
しかし日本って、水に恵まれた国なので探してみればどこにでもかなり湧水があります。
湧水巡りの旅をしている人もいるくらいです。
お住まいの地域やその近くにも、必ず湧水はあるはずです。
ざっくりとした湧水マップがあったので、こちらも参考になると思います。
もちろん、このマップに載っていない湧水もたくさんあります。
一度、飲んでみて美味しければお米を炊くのに使ってみるといいと思いますよ!
やはり水道水は、いくらキレイにしたところで一度塩素処理された水なので、平たく言えばパワーがなくなっているんですよね。
しかし、湧水は地下からのミネラルや栄養を保ったまま出てくるので、パワーがあるわけです。
ミネラルウォーターでも美味しく炊ける?
スーパーに売っているミネラルウォーターでもお米を美味しく炊けるのか?と思ったのでやってみました。
ところが、汲んできた湧水ほど美味しくならない・・。
確かに、浄水器の水で炊くよりは美味しく感じますが。
調べてみると、どうやらミネラルウォーターは加熱処理をされるのでミネラル、栄養素がやや失われるのです。
非加熱処理というものもありますが、オゾン殺菌というのは安全性を疑問視する声もあります。
そんなわけで、安い炊飯器でも一番お米を美味しく炊けるのは湧水だったのです。
汲みに行く手間はありますが、湧水って無料なのが魅力的です。
有料という場合もありますが、100円で汲み放題とか、いずれにせよミネラルウォーターを買うよりよほど安く済みます。
お米をさらに美味しくしてくれる2つのアイテム
安い炊飯器でも水を変えるだけで劇的にお米が美味しくなるのですが、
もう少しアイテムを追加することでさらに美味しさのレベルがアップします。
そのアイテムは2つあります。
南部鉄器 鉄たまご
もともとは鉄分を補給するためのもの。
私、鉄分不足だったために鉄たまごを持っていたんですね。

当初は鍋に入れたりして使っていたのですが、炊飯器に入れて米を炊いてみたらどうなるんだろう?
と、思ってやってみたのです。
これまた興味本位です。
そしたら、鉄たまごを入れた方がお米がふっくらしていたのです。
湧水と鉄たまごのダブル効果で、ふっくらともっちりとしたお米を楽しめるようになりました!
さらに、鉄分補給もできるので一石二鳥です。
天然塩
炊飯ボタンを押す前に、天然塩を少量入れることで
お米の味をさらに引き出してくれます。
米だけで、どんぶり一杯美味しく食べちゃえるほどの美味さになってくれます。
これ、スーパーなどで売っている精製塩だとダメなんですよね。
精製塩は味がキツすぎですし、ミネラルも壊されています。
どの天然塩でもいいと思うのですが私の場合は、青ヶ島で作られているひんぎゃの塩を使っています。


甘味のある塩で、ミネラルもたっぷり!
お米がバクバクいけちゃいます!
まとめ
安い炊飯器であっても、水を変えることで劇的にお米の美味さはアップします。
ミネラルウォーターでもいいのですが、一番うまかったのが湧水。
湧水なら探してみれば意外とどこにでもありますし、無料で仕入れることも可能です。
さらに、鉄たまごや天然塩を組み合わせることで
高級炊飯器に引けをとらないクオリティのお米を炊くことが可能となります。
一度やってみると、もう戻れませんので試してみる価値は十二分にありますよ!